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変形性ひざ関節症とは何か?
変形性ひざ関節症とは、加齢に伴う組織の退行性変化や過度な運動による機械的刺激にて半月板や関節軟骨がすり減ってしまい、関節炎を引き起こす進行性の運動器疾患のことです。加齢に伴い罹患率も高くなり、男女比では女性の方が約2~4倍多いと言われています。
当院では、リハビリテーションにて時期に合わせて目標をたて、ひざ周辺の筋肉強化訓練や柔軟性の向上、関節可動域の改善を目的とした訓練を中心に治療を行っています。また、ひざに過度な負担をかけない生活を送れるように動作のアドバイスなどを行い、ご自宅でもできるセルフエクササイズなども細かくお教えします。
一緒に進行を食い止めましょう!
【変形性ひざ関節症のチェックリスト】
●立ち上がった時や歩き始めの際にひざの痛みがある
●歩行時や階段の昇り降りの際にひざがガクッとなる、不安定感がある
●ひざを深く曲げることができない(しゃがみこめない、正座ができない)
●ひざをまっすぐに伸ばせない、立った時にひざが曲がっている
●ひざが腫れていて、痛みや熱感がある
●ひざの曲げ伸ばしをした時や立ち上がる際などに軋む音がする、脱力感がある
●過去ひざの運動器疾患の既往歴があり、現在も痛みを感じる時がある
上記チェックリストの中で皆さんはどれくらい当てはまる項目がありましたか?
ひとつでも当てはまる項目があればお気軽に当院をお尋ねください。
病院に行くことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、まずはしっかりと検査をしましょう!
放っておくと徐々に状態が悪化して立ち上がることさえ困難になるかもしれません!