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腰痛とは
厚生労働省の調査によると腰痛は男性で1番目、女性でも肩こりに次いで
2番目に訴えの多い症状で全国で約2800万人の方が腰痛を有すると言われており、その数は増加傾向にあります。
また今年は、コロナウィルスによる外出の自粛等の影響からか運動不足や
長時間同じ姿勢をとることにより腰痛の患者が増えている傾向が見受けられます。
腰痛症の原因は様々ですが、原因が特定できるのは約20%程度といわれ腰椎の圧迫骨折や椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄などがあり、他にも内蔵や血管などの病気が原因となり、腰痛を引き起こすこともあります。
残りの80%は、レントゲンなどの検査をしても 原因が特定できない非特異的腰痛と言われています。
このような腰痛では、生活習慣、ストレスや不安、不眠など心の状態が影響していることもあり、見た目にはわからない神経の障害によって痛みが生じていることもあります。
今回簡単な腰痛に関する項目に当てはまるか確認し、自分がどれぐらい腰痛になりやすい傾向なのかを確認をしていただきます。
チェックリスト
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今回のチェック項目が当てはまる方や安静にしていても痛みが軽くならずしだいに悪化、発熱、足がしびれたり力が入らないなどの症状を伴っている場合は、放置したり自分で管理することは禁物で、症状がが悪化する前お近くの整形外科を受診されることが今後の健康な体を維持するきっかけになるかもしれません。
また、個々の状態に応じた体操や運動のプログラムについても、ご相談されて下さい。